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   ~弊社代表佐武リハビリ中のため、2015年11月現在休業中です~



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 いつまでも現役人生を走り続けるために

 「人生100年の時代」をどう生き遂げるか
 定年退職後62歳にして一念発起し起業、73歳の今でもマラソンに挑み続ける。
 注目の人材紹介会社社長が語るこれぞ「生涯現役」の極意。

 佐武博司著
 幻冬舎ルネッサンス 定価1300円+税


私こと、1996年に会社生活を終えて97年に62才で人材紹介会社を起業、07年に団塊世代が60歳定年を迎える「2007年問題」を意識して、それまでの人材紹介体験を基に、「いつまでも現役人生を走り続けるために」(幻冬舎ルネッサンス)を上梓、その輪の広がりによるのか11年10月13日に母校大阪市大経済学部の産学連携講座で90分講義の場を与えられ、「私のキャリア形成と生涯現役への思い―総合商社時代・転職・起業体験から」の題で、これからの「人生100年時代」を生き遂げるうえでの「自立力」を身につけるには、学生時代の早い段階から、「手に職」を身につけるための具体的なキャリアデザインを描き、生涯にわたるキャリア形成に向けて、計画的・能動的にキャリアアップ・スキルアップしていくことの重要性と健康づくり(予防管理)を訴えました。私は結果的に55歳からの転職、62歳からの起業~天職発見と偶々ラッキーに運んだのですが、私自身のこれまでの体験と人材紹介の仕事を通じての思いを若い世代にアピールした次第です。

それもつかの間、12年2月5日、自宅での思わぬ転倒事故で頸髄を損傷、即両手足がマヒし救急入院、一転、車いす生活を余儀なくされ介護サービスを受ける立場になり、長期にわたるリハビリに取り組まねばならない、人生の大きな試練の出来事に直面したのです。
7か月の入院・リハビリ生活を経てようやく同年8月末に退院したとはいえ両手足機能の回復は遅々として進まず、自宅で独りではリハビリはできないのでデイ・ケア(介護福祉士などの介護サービスに加え、リハビリ設備、理学療法士PT,作業療法士OTなどが整ったデイサービス)やリハビリクラブなど3ヵ所に週7日連日通うことになりました。

“リハビリは仕事”と割り切り、めげず・くじけず日々取り組んできた結果、脚の力がだいぶついて来たので、今年、15年7月からは、最先端のロボットとネットワーク技術を活かしたロボット・アシスト・ウオーカー(以下、ウオーカーと略す)―コンセプトは”動く手すり“―を相棒とし外出歩行練習(見守り・介助付き)ができるまでになりました。同ウオーカーは、私の自宅と駅まで500mほどのところでも急な坂の多いところですが,両手でハンドルを握るだけで、上りは自動でモーターが働き楽に上れる、下りは自動でブレーキがかかり安全、車体も車いすほどにはかさ張らず狭いところでも前後左右に小回りが利く等々、私にとってまさに命綱であり、”救いの神“となっています。

ウオーカーとの出合いにより私のリハビリは、念願の「車いす生活からの脱却」に向けて新しいステージに入ったわけですが、リハビリ施設内で自立歩行している私の姿を見て、ほかのリハビリ仲間などからも驚きをもって注目されており,”表情が明るく生き生きしている”などと声をかけられます。国の補助金を受け昨年6月ベンチャー企業として親会社から独立した同メーカーの代表の方からも、“この商品開発がお役に立てていることを実感させていただき、この仕事を始めて良かった”と喜びのコメントをいただいております。

16年に向けての当面の目標は、「ウオーカーを相棒として自力で外出歩行を実現する」ことにありますが、ウオーカーとの出合い、多くの皆様のご支援・お励ましのおかげで、77歳でいったん中断した「生涯現役」なる人生目標は、再起の途が開けることができました。ここに至るまで苦境にあっても希望を捨てずに根気よくリハビリに取り組んでまいり、まだ道半ばではありますが、これからもウオーカーを道連れに一歩一歩駒を進めていく決意であります。

      2015年 11月吉日 株式会社サブスリー・コンサルテイング 代表 佐武博司 

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