管理部門人材(CFO、株式公開、経理財務、総務人事、IR、経営企画、内部統制)に強い人材紹介会社。
優良企業とハイスペック人材の出会いづくりを支援いたします。

幣社代表 佐武博司からのメッセージ

1)ある転職サポートの本の中に、人材紹介会社選びに関し、”会社の規模や知名度よりも、むしろ直接対応してくれるコンサルタントの“質”が大切です。”と指摘されています。 
(注:佐藤文男著『転職のバイブル2008年版』P137)

因みに、私はこの10年、人材コンサルタントとして次のような心がけ・姿勢で求職者や求人企業さんに接してきました。求職者や企業さんからの声・評価を喜びとして、まさに生涯現役の天職としてやりがいをもって取り組んできました。

《人材コンサルタントとしての私、佐武博司のキャリアと日ごろ心がけていること》

・人材コンサルタントとしてのキャリア

第二の人生の仕事として、代表者自らのIPO・株式公開体験と豊富なノウハウを生かした公開支援の人材紹介をスタートして、'07年3月で満10年になります。年々、ご縁が広がり、求人・求職両面でツボを心得たお世話により信頼と評価をいただいております。生涯現役、これからも皆様のお役に立てるよう頑張ります。

・面談などでのアドバイス内容

「3日・3月(みつき)・3年」というたとえがありますが、新しい環境に身を置くに当たっては、それぞれの節目を我慢・辛抱・忍耐で乗り越えていかなければならないことが多々あります。もちろん、相性とかの問題もありますが、それぞれの壁に逃げずにタックルしていってこそ、仕事も身につき、信用・信頼を勝ち取ることが出来るのです!

・注目するスキル/キャリア

求職者がこれまで何をしてきたか、はもちろん大事なポイントですが、それを通じて新しい場で何が出来るか、どのような可能性があるか等、将来性・可能性を見極めて企業さんにご紹介・推薦いたしております。

・対象とする企業と人選び

これから株式公開を目指すベンチャー企業に挑戦し、企業の成長とともに自分も成長しながら、公開後の企業の更なる成長・発展に寄与したいとする”ベンチャー・スピリット”のある有為な人財(単なる人材ではなく)を将来性のある有望企業にご紹介いたしております。

・転職者の方への激励
メッセージ「捨てる神あれば、拾う神あり」。挫けず、共に、前向きに行きましょう。

・私の信条・持ち味:
商社マンとして33年、その間、海外駐在も2度、ニューヨーク(繊維担当)6年3ヶ月、ナイジェリア(ラゴス店長)2年、両極の経験もいたしました。米国から日本を眺め、ナイジェリアから、日本・米国を眺める、という、それぞれの国のよいところ、問題点などまさにグローバルな視野を身に付けられたと思います。

ビジネスマンとしての私の信条は、”QUICK ACTION, QUICK RESPONSE"、何事にも逃げずに立ち向かう(FACEし、TACKLEする)ことでした。もちろん,SHOCKINGで辛いことも多々ありましたが、そのときは、まずは、”いろいろあら~な”と前向きに受け止めた上で、それから、意を決して問題・課題に対応するように努めてきました。

”QUICK ACTION, QUICK RESPONSE"は、70代になった今も変わらぬ信条です。

ある公開を目指す企業さんにCFOとしてお世話した求職者さんは、ユーザーの声の欄に、”佐武社長は、適材適所、企業と転職希望者のマッチングを親身になって考えてくださいます。何より〔QUICK ACTION、 QUICK RESPONSE〕を信条とされている点(これはビジネスの基本ですができない人が多いです)、本当にここから学ぶものは多いと痛感しています。管理職で転職をお考えの方は、一度佐武社長を人生の先輩として訪ねてみられてはいかがでしょうか。きっと何か得るものがあるはずです。"と記されました。


2)転職について:
1.安易に転職を考えることなかれ!
社会経済生産性本部は毎年恒例で、その年の新入社員の傾向を命名しているが、〔今年の新入社員は、”デイトレーダー型”〕という。〔就職した会社とともに育っていこうとは考えず、常によい待遇、よい仕事を求めて”銘柄の乗り換え”(転職)をもくろむ傾向がある〕という。

私が、求職者にいつも”3日・3月(みつき)・3年”のたとえを申し上げて、何事にもそれぞれの関門を乗り越えていく我慢・辛抱がいる、というアドバイスをしていることは、すでに上記1)でもご説明しました。安易に転職を考え、我慢・辛抱のプロセスなしに転職を繰り返すと折角のキャリアを汚すことにつながり、キャリアアップにつながるどころか、キャリアダウンになってしまうのです!どの企業にも警戒され、就職が難しくなり、結局は、自分を安売りせざるをえなくなってしまいます。現に私の存じている企業さんでは、転職歴2回までの人、と制限つけているところもあります。

例外的なケースもあります。当社が専門分野としている管理部門、特にIPO/株式公開を目指している企業さんのニーズにおいては、いろんな企業さんの職務に通じていて経験豊富な人の方が応用動作が利き、上場審査書類の作成とか、今求められているコンプライアンス・IR/ディスクロジャーなどの仕事にも間に合い易い、ということもあります。私は、このような可能性も企業さんにご説明して、分かっていただけるように努力しておりますが、30歳そこそこで3回以上も転職を繰り返す方は人間性の面でも疑問符?マークを持たれることになりかねません。

”デイトレード型”の新入社員の例は論外として、上記のような、安易なネガティブな転職はお勧めできません。

2.安定とリスクに関し
バブル崩壊後、”寄らば大樹“が”去らば大樹”とか、”留まるも地獄、去るも地獄”などと喧伝されました。ブランド大学を出て、大企業・大銀行に入れば、年功序列、終身雇用、定年で退職金もがっぽり、という時代は終ったのです。

高度成長期は、いわば、”おんぶに抱っこ”いわば、ぶら下がり(言葉はよくないですが)の意識でも会社は面倒を見てくれ生活の保証がありました。しかし、リストラに直面し、それまでの”温床”から外の世界(温床育ちには厳しい中小企業)に出なくてはならなくなった時に、外で通用するスキルがないだけに、いわゆる、“七・五・三”(それまでの給与の、よくて七掛け、まあまあで五掛け、下手すると三掛け)の事態に直面しました。

米国では、20代から将来に向けてのキャリアデザインをし、40歳ぐらいまでに、それに向けての意識的・主体的転職を3~4回積み重ねて、キャリアアップ・スキルアップを図り、市場価値を高めていくと言われます。それから後は、自分を高く売り込み、仕事を続けたい人は60~70代までも仕事を続けるし、好きな趣味の世界に入りたい人は、50代で仕事をやめる、というように、将来設計を早くから行うのです。

上記1.で述べたようなネガティブな転職ではなしに、キャリアアップ・スキルアップのためのポジティブな転職を図るには、リスク・テイクする決断、前向きのチャレンジ精神も必要になってきます。

私の専門分野で、対象とする株式公開を目指す企業さんはベンチャー企業が多いですが、管理部門の職種;経理財務・総務人事・経営企画分野などのかたがたがスキルアップ・キャリアアップする上で、株式公開・IPOの仕事に携わることは非常にプラスになり、マネジメントの勉強にもなります。

ただ、ベンチャー企業ですので、不安定でリスクがないとは言えず、全部が上場できるわけでもありません。(もちろん、大企業だから安定しておりリスクがない、というわけでもありません)しかし、株式公開の仕事に携わり、貴重なスキルを身につけること自体が、将来に向けての何よりのリスク回避策と前向きに考えられるかどうか、リスクテイクに踏み込めるかどうかが、ステップアップの大きな要素になります。


3) 第二の人生に向けて:
これからの雇用・人材流動化の時代にあって、転職を考える人はますます増えてくる(これまでインターネット、ウエブサイトなどに匿名登録し、正式登録を躊躇していた人も顕在化してくる)時代にあって、私のケース(下記)が、"こころの応援歌”となり、求職者に自信と勇気を与え、起業にもチャレンジされる方が増え、日本の企業社会の活性化にもつながれば望外の喜びであります。

団塊の世代が直面している問題とは別に、これからの雇用の流動化、人材の流動化を踏まえ、もっと早い段階(20代・30代)から、米国などがそうであるように、自分が主体的にキャリアデザイン(人生設計)し、自分の専門性をみがき、将来に備えていく、ことが大事だと思います。(定年をまじかに控えて、さあどうするか、ではなく。)

健康創りも然りです。たまたま、私の場合は、1.ウェイトコントロールのために、38歳からジョギングを始めた、これがその後のマラソン人生につながった;出会いが広がり、それまでとは異質の人生経験が出来た。また、2.55歳からの、普通の上場会社のサラリーマンが経験できないIPO/株式公開実体験で、専門分野を身につけることができたことが、62歳からの起業、やりがい・生きがいにつながりました。

私の場合は、たまたま(計画的にではなく)上記1・2のような体験をしLUCKY CASEといえますが、一つの参考例になるかと存じます。これを、早い段階から計画的に、意識的に行っていけば、60歳以後の豊かな人生につながるのではないか、というのが私の思いです。


4)株式公開体験について:
私は総合商社で33年勤務の後、55歳で子会社に移り、取締役業務部長兼株式公開準備事務局長に任命されました。私にとっての非常にチャレンジングな転職でした。

株式公開準備のスタートから、上場申請、認可・上場までに通算四年半有余の長丁場でありました。株式上場へのプロセスは、マラソンと同じく息の長い、エネルギーの要る仕事でしたが、それだけに、マラソン完走の喜び・達成感と同じく、上場成就の喜びは格別でした。同社で株式公開に携わった仲間はもちろんのことですが、求職者で同様の経験された方とはお互い戦友・同志のような気持ちで心が通い、話が弾みます。
同社には、6年3ヶ月お世話になり、公開後のIR/ディスクロージャー、株主総会なども体験し、1996年6月末に退任いたしました。

この貴重な、密度の濃い体験を基に、1997年3月㈱サブスリー・コンサルティングを立ち上げ、今日に至っております。

一点:株式公開準備の要諦として挙げられることとして、
①該社の創業以来の歴史を時系列でみる。業績については、数期にわたり、商品別・地域別・業態別など各セグメンテーションで分析することにより、その企業の持っている強み・問題点・課題などが浮き彫りになる。

②該社が置かれている同業他社との比較で、同じく商品別・地域別・業態別などの各セグメンテーションで分析することにより、その企業の持っている強み・特色・問題点・課題などが客観的に浮き彫りにできる。

①・②の点は、株式公開する・しないにかかわらず、経営管理上の重要な視点であり、公開の仕事に携わるとその点を体感でき、経営管理意識に目覚め、スキルアップ・キャリアアップにつながる、ということを常々求職者さんに申し上げております。

ついでながらもう一点:求職者にいつも申し上げていること:
株式公開を目指す企業は未公開であり、世間に知られていない。その意味では、家族や親御さんに相談すると”ベンチャーとかそんな会社で大丈夫?”と心配されることになります。しかしながら、グローバル時代にあって、大企業・大銀行でも大きなリスクにさらされている昨今ですから、安全・安定求めてもそれはムリというもの。それよりも会社に何が起きても他で通用するスキルを身につけることこそ一番のリスク回避策と受けとめ、公開準備に携わることはそれへの近道として、公開の仕事の意義を申し上げております。要は、判断し、決断するのは、自分だということです。

又、書類を出し、面接のチャンスが出れば、”チャンスは前髪で掴め”との古来のたとえを引き合いに、前向きに踏み込み”TAKE CHANCE”すること。これも、判断の材料は提供しますが、最終的に判断し、決断するのは自分です!


5)定年起業、生涯現役・天職への思い
1997年3月に、62歳で定年後起業して以来、私は毎年の年賀状に,年頭の思いを綴ってきました。

翌年1998年の年賀状には、紹介事業のスタートのご挨拶として〔私自身の株式公開(上場)体験を基に、株式公開を目指す会社様のよき相談相手として、お役に立ちたいというのが私の初心・原点でありました。〕
〔お蔭様で、皆々様から一方ならぬご支援をいただき、これまでは目に見えない糸でつながっていたものが目に見える姿・形になるとでも申しますか、人生の出会いの不思議さ、御縁の有り難さをつくづく味わせていただいております。〕
〔私にとりましては、人材コンサルティングの仕事はこれまでの人生の総決算と受けとめ、今年も企業と人との出会い創り、縁結びに誠心誠意汗をかく所存でございます。---〕と記しました。

そして、1999年以降の年賀状には、〔私にとっての天職とも言える人材紹介・コンサルティングをスタートして以来、今年で00年を迎えます。〕とし、その年の思いを加えてきました。

このような年賀状は同業者の親しい方がたにも出してきましたが、この仕事を”天職?”とうけとられる方もおられたようです。ビジネスとして言えば、いろんな求職者さんがおられる中で、非常に神経の遣う役割であり、機械的・事務的に事を運ぶわけには行かず、予算を組んで計画的に事業を運営することが難しい、という面があるからかと存じます。

結構長いプロセスを経て成立に結びつかないことが多い中で、私にとっては、長いプロセス故にこそ成立したときの求職者さんから喜びの声、お世話した企業さんからの感謝の言葉を頂くことは、マラソン完走の喜びに似た充実感を覚えるのも事実です。

結果はともかく、毎日新しい出会いがあり、刺激があり、いくつになっても好奇心をもって学ぶことの楽しさがある一方、お目にかかった、年代が何十歳も違う求職者さんから(時に20代の方からも)
"今日は元気(パワー)をいただきました""勇気が沸いてきました"といっていただく喜びもあります。
70代になっても現役市民ランナーを続け、求職者の戦友・同志の気持ちで生涯現役・天職として取り組む”気"を感じていただけるからでしょうか。

会社の都合での定年はありますが、〔人生に定年なし!〕です。今年は、当社創業10年の節目ですが、次の10年も元気で、人様のお役に立つべく天職を続ける覚悟であります。







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